大学の外から来て頂いたキャストでは、これまでブログで書いてきた人たち以外にも、宇野祥平さん、宮﨑将さんなど、皆さんがこの映画そして学生たちに大きなものを残していった。「遥」役の早川紗月ちゃんを含め。ホントに。
そうした方々にも感謝。
将さんも祥平さんも紗月ちゃんも僕は初めての仕事だったのだが、それぞれにまったく僕の想像を超えた「人物」を創り上げてくれた。こういうことが映画の楽しさだね!
そんな中でいろんな形でこの映画に出演してくれた学生諸君にも感謝。
「オーディションで落ちたからもう出ない」なんて言ってた人たちも結果快く(笑)参加してくれたり、「ゼンゼン今日ここで撮影だって知らなかったんだけどたまたま通りかかってラッキーだったです!」と言いながら通行人で出てくれた大西礼芳やぎぃ子がいたり、思いもかけなかった人が頭を丸刈りにして「少年院」の椅子に座ってくれてたり…。
君たち全員の存在が間違いなくこの映画には反映されているからね。
で、話は変わるが。
俳優は現場が終わったらそれで終わり、である(出演以外にケータリングなどで随分貢献してくれた人もいたけれど)。
でも君たちは今回の「俳優部」であったと同時に、映画学科の学生なのだ。
自分が演じた結果を確かめるのは当然のことだと思って欲しい。
自分が関わった映画がどういうふうにできあがっていくのかを、しっかりと見つめて欲しい。
それを、編集の経過も含めて観ることができる環境はプロの俳優状況ではなかなかないことだと思う。
4月から始まる「北白川派編集」の授業で随時行う「編集ラッシュ」に来てみたらどうだろうか。
得るものは絶対にあるはずだ。
でも、今回は非常に素材が多いのでやはりいろんな部分を切ってしまうことになるかもしれない。
なので…出演したシーンがない、というケースがあり得るのかも。
そのときはごめん。
というか、映画とはそういうものなんだよ。
と同時に、切る基準は俳優の演技ではゼンゼンないので、自分のシーンがなかったりしても気にしないでね。