8月6日

まずは…。
有吉さんのチャレンジングな仕掛けで、編集ラッシュに対する劇場のご意見が公開された。
第七藝術劇場、イメージフォーラム、名古屋シネマテークの支配人の方々の言葉が並ぶのはやはりある種壮観です。
というか、すごく恐怖です…。

松村支配人、山下支配人のご意見に対しては、「言葉で返すのではなく編集で返さねばならないのだ!」という編集の歓さんの言に従い編集を重ねた。
オールラッシュ版を観ていただき次のご意見を待つしかない…。

そして…。
今日は8月6日、広島に原爆が落とされた日である。
9日は長崎に同様のことが行われた日となる。

今回の映画では、言わばそうした「爆弾」を「落とす」ことを選んでいる。

これまでも繰り返してきたが、私たちの映画は本当にいろんな大きなことを抱え込んでしまっている。

先の選挙で大勝した現政府は、原発の再稼働や輸出を推進し、あらゆる状況での核使用や核拡散への反対に背を向け、核廃絶への方向へは向かわないことを明確にしている。