本日ガイダンスで説明したように『正しく生きる』の編集授業を行いますので興味のある学生は履修して下さい。
詳しくは「WEBシラバス」を読んで下さい。また疑問・質問等あれば直接僕の処へ訊きに来て下さい。
この映画がどのような形で成立したいのかを考える処から始めます。
全ては登場人物を生き生きと動かすことから始まります。
登場人物たちが傷つき、悩み、考えることとあなたの想いが重なることから始まります。
監督と僕といっしょに考えてあなたの映画を作りましょう。
KITASHIRAKAWA-HA No.5
本日ガイダンスで説明したように『正しく生きる』の編集授業を行いますので興味のある学生は履修して下さい。
詳しくは「WEBシラバス」を読んで下さい。また疑問・質問等あれば直接僕の処へ訊きに来て下さい。
この映画がどのような形で成立したいのかを考える処から始めます。
全ては登場人物を生き生きと動かすことから始まります。
登場人物たちが傷つき、悩み、考えることとあなたの想いが重なることから始まります。
監督と僕といっしょに考えてあなたの映画を作りましょう。
3期生の卒業式と謝恩会に出席した。
僕にとっては2年間だけだったが、変わって行くいろいろな姿を見ることが出来てとっても愉しかった。
特に僕の最初の授業だった『カミハテ商店』の編集に参加した竹村、両大西、福田たちと接することによって得るものがたくさんあった。
それらは今も忘れられない大切な宝物だ。
別れるのはやはり寂しいけど、また来年もそう思えるようにしなければいけない。
と言う訳で明日から2回目の「教育力向上プロジェクト」に参加するのだ。
卒業生たちみんなの健闘を祈っています。
いつかどこかでまた会えるといいね。
福岡組の編集は4月からの授業の中で行なうのだが、とりあえずどのくらいの長さになるか知りたいのでざっと編集を始める。
とりあえず何も考えずにつないで行こうと思っても、いろいろと試してみたいことはあって、やっぱり時間がかかる。
例えば携帯の赤ちゃんの写真を違う処へ持って行くとか、電車内の位置を変えてみるとか、エトセトラ。
モンタージュとかアレンジとかレイアウトとか、とても愉しい。
助監督の浅利さんへの感謝会の意も含めた演出部の呑み会を昨夜「キッチン泥船」でしたのだが、帰り際に学生たちが本棚から文庫本を持って帰った。
でもみんな本当に読むのだろうか。読んでくれればこれからも何冊でも貸すのだが。感想文を書かせて読書会をしようか。
関係ないが、浅利さんはDISCOのDVDを観ながら終始ステップを踏んでいた。
浅利さん本当にお疲れ様でした。下に付く助監督たちが全員20歳そこそこの何も知らない学生たちでとても大変だったと思います。監督補佐、現場進行以外に教育もしなければなりませんでした。
一ヶ月の同棲生活も懐かしく想われます。
次回はオールラッシュ辺りでお待ちしております。
3月5日に福岡組が無事クランクアップしました。
企画、脚本を第一段階、撮影現場を第二段階とすれば次の第三段階は編集です。(第四段階が音楽、効果音、MAなどの音処理で、第五段階が配給、宣伝です)
今までのHP作りや「キッチン泥船」での接待は趣味で、いよいよ本業です。
普通に編集したら3時間になる本作を1時間40分にしなければなりません。何処を切って何処を捨てましょうか。
4月から始まる編集の授業が愉しみです。多くの学生の参加を待っています。その時にみんなでやっつけましょう。
3期生の卒展が昨日をもって終了しました。
チームワークとアイデアで大勢のお客様を呼べて大成功でした。
ご来場くださった皆様及びゲストの方々ありがとうございました。
そしてスタッフのみんな、お疲れ様。
さて来年はどうなるのでしょうか。
3期生の卒展もいよいよ後半戦です。
昨日は福岡組出演の鈴木卓爾監督のトークショーが急遽行われました。
卓爾監督は一日のプログラムを全て観て、それぞれの学生監督と話をしてくださいました。
その後「とんかつ おくだ」へ。
福岡監督も誘ったのですが、撮影で胃が痛いと辞退。
こちらもクランクアップまでもうひと踏ん張りです。
個人的には、先日「環デ」と「情デ」の卒展を見てきたので今日は「空デ」に行く予定。
編集部は未だ未だ気楽です。
本日から「2012年度映画学科卒業制作展」が始まりました。
今日は福岡組に医者役で出演された大森立嗣監督の『2.11』が上映され、監督と学生たちとのトーク・ショーもありました。
卒展は3月3日までです。
詳細はこちら。
むっちゃんの頼みなので断わる訳にもいかず、バスの乗客のエキストラとして現場に行って来ました。
岸部さんの後ろの席でヘッドホンしてひたすら外を見ているだけでしたが。
聴いていたのはPrimal Screamでした。
東京に戻り、神保町の「岩波ホール」でリンゼイ・アンダースン監督『八月の鯨』のニュー・プリント版を観る。
老いと死と人生をテーマにし、かつて驚異的な観客動員数を記録した作品のリバイバル上映と言うことで高齢のお客さんが多かった。
加えて先日亡くなった「岩波ホール」支配人の高野悦子さんを偲ぶひとも駆けつけていたのだろう。
「第2期教(共)育力向上プロジェクト」の研修に2日間参加して来ました。
[Yes,And],[Be Communication],[Make Mistake]とかいろいろな要素を含んだプログラムで新しい教育の在り方を探る研修でした。
ステレオタイプではなくどのように映画学科用に変形し活用出来るかを考えなければなりません。
3月にもあるのでまた行って来ます。
今になってみれば『カミハテ』や『彌勒』は撮影の合間にラッシュを観ることがなかったのが不思議だ。
いろいろな条件下でそれだけの余裕がなかったのだろうが、今回は3日に一度は試写室で観ることが出来ている。
かつては撮影中にラッシュを観ては編集をし始めて、クランクアップの数日後には編集ラッシュをやっていたものだ。
その頃の名残りか、編集をしたいと言う欲望に苛まれている。
「北白川派」の編集作業は来期4月からの授業で学生と並行して行われるのだが、我慢出来るかどうか。
でも我慢すればするほどに妄想が膨らんでゆく。
学生たちの想いを裏切る編集がしたい。とてつもなく怖い作品にしたい。バケモノのような映画にならないか。それでいてキュートな。
出来れば何十年か後にあなたが街角を曲がった瞬間に「解った!」と立ち止まるようなものに。
編集者は現場の苦労も知らんと気楽なものである。
北白川派第4弾・林海象監督『彌勒』の公式HPが公開されました。
合せて初めての予告編も公開されましたのでご覧下さい。
大きな画面で見たい場合は画面右下の「YouTube」ボタンか「全画面」ボタンからお願いします。
本日をもって助監督浅利との同棲生活を解消いたしました。
これを記念してHPを移転しました。
ブックマークの変更をお願いします。
尚、キャストの公表は11日の記者会見後になる予定です。
有吉さんの「マジックアワー」が企画協力・宣伝をしている『甦る相米慎二』を観に渋谷「ユーロスペース」に行った。
観たのは『台風クラブ』と『雪の断章 情熱』の2本。
前者は事情により35mmプリントではなかった。後者は事情によりDVD化の予定はないらしい。
けれどもどちらも何度観ても新しい発見があって驚く。
上映前のイベントに斉藤由貴が登壇して興味深い話をたくさん聞くことが出来た。
京都でもこの「相米慎二監督全作品上映」をやってくれないかな。
ぜひとも学生たちに観せたい。
ねぇ、有吉さん。
クランクイン2週間前にしてオフィシャル(公式)HPへ移転します。
明日東京で有吉さんと打ち合わせをし(お鮨がいいな)、キャストの公表をもって移転するつもりです。
ドメインはkitashira.com/5です。
25日には映画学科のHPで公表を予定しています。
年末に告知した1回生漫才コンビ「バツナギ」(ツゲ&オザキ)の「高原感謝祭」での映像をアップしました。
フィルムの時代(!)には「棒焼きラッシュ」と言う言葉があった。
撮影した翌早朝に現像所にフィルムを送りそのままの状態でポジ・フィルムを焼いてもらって撮影所に送り返してもらい夜に試写室でラッシュを観る。
これが一番早く撮影したフィルムを観ることが出来る方法だった。
とりあえず焼いただけだからNGもそのままの状態で撮影された順番になったまま、色補正もされてなくて、当然音は付いてなくサイレント。
それでも監督以下助監督や記録さん、撮影部、照明部は一刻も早くチェックしたいのだ。特にクランクイン初日分の棒焼きラッシュは試写室に緊張感が漂っていたものだ。
各パート問題がないか。バレものはないか。レンズごみはないか。最悪のケースは再撮もありうる。他にもいろいろな課題が解消されているかをチェックする。他のパートには解らない細々としたことがたくさんあった。例えば記録さんは衣装や小道具のつながりから俳優さんの顔の向き、手の位置などなど。
俳優さんも自分の芝居を試写室の大きなスクリーンで観て悩む。あの芝居で本当によいのか。カメラにはどう言うアングルで写っているのか。表情や相手役との位置関係や細かな仕草、話し方、間、などなど。時に、監督はああ言ったけれど、別の芝居があるのではないか。
と言うような状況が「棒焼きラッシュ」と名付けられた時間だった。
ちょっと音楽のこと。
去年鈴木卓爾監督と撮影の小川さんと3人で「田」で呑んだ時はほとんど音楽の話しかしていなかった。
卓爾監督は井上陽水、小川さんは山崎ハコの大ファンで共に話し出したら止まらない。
卓爾監督とは他にムーンライダーズ(監督作詞の曲もある)や平沢進のことを話した覚えがある。
一方小川さんは洋楽に強く最近はよくD研でエイミー・ワインハウスを流している。
福岡監督はどうかと言うと、これまたアリーヤやコリーヌ・ベイリー・レイなどR&Bやソウル好き。ジャズもロックも聴く。
堰やんはかつてフォーク全盛の頃、彼らのマネージメントやプロモーター、イヴェンターなどの経歴の持ち主。
有吉さんは寝る前にテレサ・テンの中国語ヴァージョンを聴いている。
僕はと言えば今はほとんど洋楽専門。浅く広く、ビル・エヴァンス、サム・クック、ビートルズ。
でもみんな「昭和歌謡」が共通しているのだが「キッチン泥船」でメドレーで歌うのはやめて欲しいものだ。
趣味は何かと尋ねられれば「料理」ではなく「読書」と答えるだろう。
一番好きな作家はジョン・アーヴィング。
彼の原作で映画化されたものは『ガープの世界』、『ホテル・ニューハンプシャー』、『サイモン・バーチ』(原作『オウエンのために祈りを』)、『サイダーハウス・ルール』、『ドア・イン・ザ・フロア』(原作『未亡人の一年』 )と多いので観たひともあると思う。
第一の特徴は設定の奇抜さでほとんどが生殖に関わりがある。
次に長編であること。今読んでいる『また会う日まで』も上下2巻もの。設定はここでは説明し切れないほど複雑怪奇だ。
他に『熊を放つ』(村上春樹訳)、『サーカスの息子』などの傑作があるが、文庫化されているものも多いので興味のあるひとはぜひ読んでみて下さい。
小説を読むことの醍醐味が味わえると思います。
そう言えば去年北小路さんと呑んだ時に、学生たちと読書クラブを作ろうと話したことがあった。
毎月1冊課題図書を決めて感想文を書いて発表するだけ。
第1回目はガルシア=マルケスの『百年の孤独』にしようと話したのだが、その後まったく進展はない。
とりあえず、明けましておめでとうございます。
本年も引き続きよろしくお願いします。
それでは2012年度ベスト10です。
1 中上健次『奇蹟』
2 ドノソ『夜のみだらな鳥』
3 石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』
4 町田康『告白』
5 高橋和巳『邪宗門』
6 恩田陸『夜のピクニック』
7 田中慎弥『切れた鎖』
8 アジェンデ『精霊たちの家』
9 山田詠美『学問』
10 古川日出男『LOVE』
次点 上原善広『日本の路地を旅する』
HPのトップページを年越しバージョンにリニューアルしました。
どちらにしても来期の「配給宣伝」で作るHPまでのβ版なのだから、1か月ごとに変えようかな。
クランクイン・バージョンとかポスト・プロダクション・バージョンとか、監督誕生日バージョンとかね。
劇中漫才指導の堰やんの招待で演出部、俳優部以下学生20人が「祇園花月」に行って来ました。
読売テレビ「祇園笑者 年末2時間SP」の収録で板尾創路、「ブラマヨ」小杉、「ロンブー」亮が出演。
お笑いの内容よりも「前説」のコンビの在り様の方が参考になったかと思いました。