Bookcover

個人的に作った単行本、文庫本用ブックカヴァーです。

よろしければ使って下さい。

単行本用 (A3)

文庫本用 (B4)

細かく追及すると著作権にふれるかも知れませんのであくまでも個人使用と言うことでお願いします。

第2図書室

助監督の浅利さんへの感謝会の意も含めた演出部の呑み会を昨夜「キッチン泥船」でしたのだが、帰り際に学生たちが本棚から文庫本を持って帰った。

でもみんな本当に読むのだろうか。読んでくれればこれからも何冊でも貸すのだが。感想文を書かせて読書会をしようか。

関係ないが、浅利さんはDISCOのDVDを観ながら終始ステップを踏んでいた。

 

浅利さん本当にお疲れ様でした。下に付く助監督たちが全員20歳そこそこの何も知らない学生たちでとても大変だったと思います。監督補佐、現場進行以外に教育もしなければなりませんでした。

一ヶ月の同棲生活も懐かしく想われます。

次回はオールラッシュ辺りでお待ちしております。

ジョン・アーヴィング

趣味は何かと尋ねられれば「料理」ではなく「読書」と答えるだろう。

一番好きな作家はジョン・アーヴィング。

彼の原作で映画化されたものは『ガープの世界』、『ホテル・ニューハンプシャー』、『サイモン・バーチ』(原作『オウエンのために祈りを』)、『サイダーハウス・ルール』、『ドア・イン・ザ・フロア』(原作『未亡人の一年』 )と多いので観たひともあると思う。

第一の特徴は設定の奇抜さでほとんどが生殖に関わりがある。
次に長編であること。今読んでいる『また会う日まで』も上下2巻もの。設定はここでは説明し切れないほど複雑怪奇だ。

他に『熊を放つ』(村上春樹訳)、『サーカスの息子』などの傑作があるが、文庫化されているものも多いので興味のあるひとはぜひ読んでみて下さい。
小説を読むことの醍醐味が味わえると思います。

そう言えば去年北小路さんと呑んだ時に、学生たちと読書クラブを作ろうと話したことがあった。
毎月1冊課題図書を決めて感想文を書いて発表するだけ。
第1回目はガルシア=マルケスの『百年の孤独』にしようと話したのだが、その後まったく進展はない。

 

2012年度ベスト10

とりあえず、明けましておめでとうございます。
本年も引き続きよろしくお願いします。

それでは2012年度ベスト10です。

1 中上健次『奇蹟』
2 ドノソ『夜のみだらな鳥』
3 石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』
4 町田康『告白』
5 高橋和巳『邪宗門』
6 恩田陸『夜のピクニック』
7 田中慎弥『切れた鎖』
8 アジェンデ『精霊たちの家』
9 山田詠美『学問』
10 古川日出男『LOVE』
次点 上原善広『日本の路地を旅する』