ベルリン映画祭のマーケットから何の成果もなく戻ってきて、2月23、24日、やっと京都の『正しく生きる』撮影現場に顔を出すことができた。それから既に2週間近くが経ったのだが、今頃その遅すぎる報告を。
写真は、ちょっとピンぼけだけど、撮影準備中のセットの片隅で、孤独に居眠りをする高橋伴明制作担当でございます(笑)。
で、この映画における肩書から言うと、ボクはプロデューサーなので、陣中見舞いというのも正確に言うとおかしいのだが、まあ東京にいて(大半はベルリンだったけど)なかなか京都の現場に顔を出せなかった名ばかりプロデューサーとしては、やっぱり陣中見舞いという感じだったわけだ。木村屋のあんぱんもそれなりに喜ばれたしね。現場はもう終盤に差し掛かっていることもあり、学生スタッフは緊張感の中にもいい感じの余裕(本当は無いのかもしれないが、なんて言うかスタッフが嬉しそうな感じ)が出てきているように思えた。2日めの外の撮影では、ボクもちょっとだけ参加させてもらった。福岡監督の張りのあるスタートの大声も心に響いたし、やっぱ現場はいいなぁ。一徳さんの演技はもちろん素晴らしかった。
初日の晩飯はプロデューサーとして制作担当の伴明さんにおごってもらい(笑)、2日目はキッチン泥船でのカンさんの手料理を満喫の上、お泊りまでさせていただいた。久しぶりに福岡監督ともゆっくり話せたし、撮影済みラッシュの一部をカンさんに見せてもらって、映像と演技の力強さに(今回の学生キャストの演技もとてもいい)なんかちょっとホッとする感じがあって、いい具合に酔っ払って最後の方はよく覚えておりません。
福岡監督、もうすぐ撮影終了ですね。最後までファイト!