東京にいると、京都のことが全く分からない。当たり前だけど。福岡監督、インしたんですよね。なんか、置いてけぼりをくったような、寂しい気分でパソコンの前にいるアリヨシでございます。
年が明けてからの1ヶ月は、もう怒涛のように過ぎてしまった、忙しくて。年始めは、毎年恒例のマジックアワーフィルムアカデミーというNYの学生たちを迎えての短期集中映画講座。今年はこれの途中でギックリ腰をやってしまった。1月唯一の休みだった、あの大雪の日。休むどころか、ベッドから動けず、トイレは匍匐前進。3週間経ったのに、まだ痛みが完全には引かない。
それから、13回忌に合わせての、『甦る相米慎二』という相米監督全作品上映+αの企画と宣伝協力。ユーロスペースの2週間で28個のトークショーを開催した。おそらく空前絶後の豪華ゲスト。写真はそのサイン入りポスター。すごい。みんな、相米慎二が嫌いで好きなんだ。若い観客がいっぱい来てくれて嬉しかった。ボクの中でもソーマイさんに対して一区切り。
今年のマジックアワーの命運を握るルーマニア映画『汚れなき祈り』(3月16日初日@ヒューマントラストシネマ有楽町)の二人の女優さん(去年のカンヌ映画祭で主演女優賞を二人で受賞)が、本日来日。明日からの2日間、取材がギッチり。唯一自由な時間がある今日は浅草に行って、和服着てお茶のお点前やってるはず。で、もうすぐ、関係者で集まって歓迎会。それまでに、このブログを久しぶりに更新中。というわけでした。
おまけに、ボクは明日ベルリン映画祭のフィルムマーケットに出発なのだ。
帰ってきたら、『正しく生きる』の撮影現場に、必ず顔を出します、福岡監督。腰の具合はいかがでしょうか。京都と東京は(ベルリンは更に)遠いけど、腰痛の連帯感は何者にも負けないくらい強いぞ(笑)。お互いファイト!でございます。
あ、それから、とっても大事なことを最後に。
『正しく生きる』、東京では来年の夏、シアター・イメージフォーラムでの公開が決定!!! イメフォで『愛してよ』の弔い合戦だ。お富さん、ありがとう。大ヒットさせます。