貢ぎ物

本日から大学では専門科目授業が始まった。
僕の担当するゼミ(舞台公演発表)の学生たちも一年の垢を落とし、帰省先から戻ってきた。
中にはこんなお土産を持ってきてくれた者もいる。ワンカップである。

日頃からワンカップの似合う男になりたいと思っていたが、差し出されると照れくさいものだ。

机の上に置いていたらまるで死んだ人にお供え物をしている気になってきた。

 

一刻も早く飲まなくては……。

Les Miserables

レ・ミゼラブルを観た。
帰りの車の中でふと歌ったら、五秒後には妻に怒られた。

余韻を汚したようだ。

 

しかし、僕の歌も余韻だった。

頭の中には手を差し伸べるAnne Hathawayが出つつあった。

怒られた瞬間にすっと消えた。そして頭の中にあがた森魚さんのような顔がフラッシュした。

 

物語は誰もが知るレ・ミゼラブル、この映画の良いところは歌わない者が居ないという事だろうか。どんだけ稽古したらこんな作品が作れるのだろう……。

死ぬ前にいっぺん出てみたくなった、そんなミュージカル映画。

ブログ始動!

正月はよく酒を飲んだ。
普段めったに飲まない日本酒をぐいぐい飲んだ。
潰れては寝て、起きては飲み、そしてまた眠った。

 

このブログを見た人は、他のスタッフたちがこんなに忙しく動き回っているのに水上はいったいこの福岡組で何をするんだと思っているに違いない。

 

僕は俳優なのだ。

そもそも僕はこの大学で俳優の育成をしている。そしてその中から将来のスターを作るのが役目である。

この作品では出演もさせて頂くが、演技ジム的な俳優のスケジュール管理を中心に動く事になっている。なので今はあまり忙しくないというわけだ。

 

今日からはこのブログが一番の仕事になるかもしれない。

僕がリハーサルで感じた事、若い俳優たちが監督やスタッフに言えないで相談してくる事を、ここで暴露したいと思っている。

あとはその日にあった出来事をちょっとだけつぶやいてみようかなと考えている……。